令和7年9月3日(水)教育こども委員会
○委員(さとうまちこ) よろしくお願いいたします。
文科省は全ての子供たちの可能性を引き出すために個別最適な学びと協働的な学びの一体化の充実が求められると言っております。それに伴って、神戸市も進めているところではございますが、
イエナプランは正にうってつけの教育形態だと思われますが、そのあたり今どういうふうになって
いるのか教えてください。
○西川教育委員会事務局部長 イエナプランについて御質問いただきましたけれども、異年齢集団で
学級を形成するということで、学び合いでありますとか、助け合いが生まれてくる環境ということ
で、日々の学習計画も子供たち自身が作っていくっていうことを通しまして、共生と自立を育むと
いうことを重視する教育手法の1つであるというふうには承知しております。
本市でもイエナプラン教育と共通する視点としまして、自由進度的な学習でありますとか、総合
的な学習の時間を活用しました異年齢集団学習を導入しております。
高学年が下の学年を支援する、そんなふうな異年齢間の協力による自立心でありますとか、自己
有用感の向上を図っているところです。
また、個別最適な学びと協働的な学びの充実の視点から申し上げましても、学習意欲の低下や一
斉授業では十分に学べない等の多様なニーズに寄り添い、児童・生徒が主体的に学べるような授業
の在り方を研究しております。
令和7年度、本年度におきましては、教育委員会事務局から全校を指導主事が訪問しまして、全
教員の授業を確認した上で、授業改善の一環としまして、多様なニーズのある児童・生徒も含めま
して、主体的に学習を進められるような助言を行うようにしております。
○委員(さとうまちこ) 自由進度についてはもちろん今後しっかり進めていただいて、全市で実行
を早くやっていただけるようにということを今までも質疑をしておったんですけれども、これ何か
めどみたいなものあるんですか。いつまでに、例えば今年度中に全校で自由進度学習を確実に実行
していくというようなことがあるのなら、ちょっとそこをまた教えていただきたいと思います。
○西川教育委員会事務局部長 具体的にいつまでというのはなかなかちょっと難しい部分があるんで
すけれども、今まで一斉型が中心でありました学びを一気に変えていこうというものでありまして
、児童・生徒の意欲でありますとか、特性でありますとか、習熟度等に応じまして、この手法をど
う取り入れていくことが効果的な学びにつながっていくのかということを学校でも十分に研究、準
備する必要があります。
直ちに全学校の授業を一斉に変更できるものではないんですけれども、新たな学びの導入は着実
に今現在進めているところでございます。
1学期に指導主事が訪問をして、学校の授業を見て指導してきましたけれども、2学期も引き続
き底上げをしながら、それぞれの学校におきまして、児童・生徒が自主的に選択をして、それを学
びの中に取り入れていく、新しい自由進度的な学習を各校で取り入れていくよう進めてまいるつも
りでございます。
○委員(さとうまちこ) 本当にそれを神戸市なかなか教育委員会のページ見ても大きく出ていない
なというふうに感じます。
また、今までの子供たちにとってはすごく大きな希望というふうになっていくと思うんですね。
なので、もっともっとスピーディーにやっていただきたいですし、どの学校でもこういうふうな授
業あるよというようなことを皆さんに周知できるようなことも併せてお願いしたいと思います。
小学校の不登校児童数もまだまだ多い中、中学校入学はハードルがあるのかなというふうに思い
ますけれども、このあたりについて何か神戸市として対策は今あるのかどうかをお伺いいたします
。
○西川教育委員会事務局部長 不登校支援につきましての策ですけれども、例えば、不登校も様々な
段階の児童・生徒がおります。例えば、自校に登校をできるけれども、自分の学級に入りづらい児
童・生徒は昨年度から取り組んでおります校内サポートルームを利用する、あるいは自校への登校
は難しいけれども、それ以外の場所において授業を受けることが可能な児童・生徒に関しては、学
びの多様化学校、みらいポートを進めていく、あるいは自校への登校は難しいけれども、自校以外
で自学自習が可能というような児童・生徒につきましては、教育支援センターであるくすのき教室
、それから外出することがなかなか難しい児童・生徒にとっては、ICTを活用したつながりの場
とか、そういった形で様々な段階、その個人の様子によってサポート支援を広げたいと思っており
ます。
それをパンフレットにまとめまして、今後ホームページに掲載していって、見やすい形で提供し
ていこうと考えております。
○委員(さとうまちこ) ありがとうございます。今の御説明は分かっておるんですけれども、一気
に自由進度が進めば、そういった不登校も必ず減っていくというふうに思っています。
広島県が体験プログラムというものをやっておりまして、いきなり小学校から中学校に入学して
通い出すということではなくて、その前に1週間ほど数時間ずつ学校に来てもらって、少し遊んだ
り問題を解いたりしながら、中学校そのものに慣れてもらうことで、新入生全員が入学式に参加で
きたという実績があるようです。ぜひ、神戸市でも参考にしていただきながら実行していただけた
らというふうに思います。
皆様の御存じのとおり、長野県伊那小学校には通知表がございません。もう60年ぐらいですかね
。これは自ら求め、決め、自ら動き出す力を持っているという教育観を大切にしており、その力が
ついていると高く評価されているものです。
もちろん担任による格差ですとか、教科学習への課題はございますが、卒業後の人生、社会に出
たときに非常に役立つものだと思われます。このあたり、通知表についての見解をお聞かせいただ
きたいと思います。
○西川教育委員会事務局部長 伊那小学校のことを今委員に御説明いただきましたけれども、総合的な学習の時間と教科横断的な学びを中心に据えた独自の教育を展開ということで、それはもう承知
をさせていただいているところです。
体験的な活動を重視しまして興味・関心に基づいた探究的な学びに取り組んでいるということで
、全国的にも有名な学校で承知しております。
本市におきましては、やはり個別最適な学びと協働的な学びを一体的に充実させて、子供たちが
自己選択、自己決定する場面を日々の授業の中で設定していくということで深い学びを得ることが
できる授業改善を中心に進めておるところでございます。
小学校等によりましては、様々な地域ごとに特徴のある学習、運河の近くの歴史、生き物との触
れ合いの学習でありますとか、地域の農業、食の課題と触れ合うような学習でありますとか、地域
特産の野菜、キャベツ等を通じて、地域の環境農業の理解を深める学習であるとか、そのあたりを
取り組んでいる学校もございます。
伊那小学校の取組も参考にしながら、引き続き地域の自然でありますとか、人・文化を生かした
探究的な学習も行い、子供が主役の学び、授業改善に向けて取り組んでいけたらなと思っておると
ころでございます。
成績のことにつきましては、やはり子供がどれだけ頑張ったかという道しるべといいますか、そ
れを保護者に返していくものでございますので、そのあたりは今現在行っていますとおり、きちっ
とした形で子供の成長の証ということで返していければというところで考えているところでござい
ます。
○委員(さとうまちこ) 通知表がないからといって伊那小学校は進学に大きく影響するかと言えば
、高校も普通に進学し、大学にも行かれているということで、特に問題がないというふうに聞いて
おります。
また、伊那小学校のような総合学習としてヤギを飼えとは言わないんですけれども、神戸市でも
非常に生徒数が少ないところであるとか、環境に恵まれた小学校は幾つかあると思いますので、ま
たそのような特性と環境を生かしたような総合学習ができる小学校があれば、またそこに行きたい
な、行ってみようかなっていうような児童・生徒もいると思うし、保護者もそっちのほうが合うこ
ともあるかもしれないという選択肢の1つにもなると思いますので、ぜひこのあたりも御検討いた
だきたいと思います。
また、ちょっとお聞きしたいんですけれども、学びの多様化学校についてです。
学びの多様化学校は、神戸市の人口から合わせるとちょっと数が足らないのではないかなという
ことはお伝えしているんですが、その中で本当に今さらなんですけれども、運動会や修学旅行だけ
、地元の学校に行くということはできなくなっていましたでしょうか。
また、転校という形となると、元来の学校の児童数が減るということで複式学級になったり、何
かほかの学校自体の不利益になるようなことはないのか、ちょっと教えてください。
○西川教育委員会事務局部長 学びの多様化学校を含めまして、中学校にとにかく一旦入学という形
になりますと、学籍がそこに置かれるという形になりまして、転校するとなると、やっぱり正式な
手続が行われる形になっております。
子供の数によってクラス数がやっぱり決まっておりまして、複式になったりすることももちろん
可能性はあるかもしれませんけれども、一応その学校の学籍ということで、そこで生活をするとい
うような形になっております。
○委員(さとうまちこ) であるなら、ちょっとまた学びの多様化学校ということについても多少検
討があるのかな、検討する余地があるのかなというふうに、やはり自由進度を進めて、公立の全て
の児童・生徒に利益があるように、早急に進めていくべきなのかなというふうに思います。
また、去年ですか、我が会派の山本議員の紹介で大阪の水都学園に視察へ行ってまいりました。
神戸市は国際バカロレア認定学校について、何かこの先、お考えか計画がもしあるとしたらちょっ
と神戸市としての考え方を教えていただきたいというふうに思います。
○西川教育委員会事務局部長 国際バカロレア教育につきましては、グローバル化に対応できるスキ
ルを身につけた人材を育成するための国際的な教育プログラムであるということで承知しておりま
す。
年齢に応じて各プログラムが設けられておりまして、特に16歳から19歳を対象とした2年間のプ
ログラムを終了して、所定の成績を収めた場合は、国際的な大学入学資格が取得できるというふう
に聞いております。
議員、御指摘いただきました大阪府立水都国際中学校・高等学校、同プログラムのもちろん認定
校でございまして、高校2年生から、例えば、科学や数学の授業を英語で行うなど特色的な取組を
通じて国際的な人材づくりに取り組んでいると聞いています。
本市ですけれども、非常に英語の力をつけてというか、このプログラムを実施するためには資格
を取得した外国語で授業ができる指導者の確保がやはり必要でございます。人件費でありますとか
、年会費等の経費負担、それから国際バカロレア教育カリキュラム編成等の課題も多々あるという
ふうにも聞いています。
引き続き、神戸市としましても他都市の取組も参考にしながら、グローバル社会で活躍する人材
育成を目指して取り組んでいきたいと考えているところでございます。
○委員(さとうまちこ) 神戸市、国際都市と言われておりますし、協力できる事業者さん、民間の
事業者さんもたくさんおりますし、大阪もそういうふうにしたというふうに聞いております。
ぜひ大阪へ行かなくても、神戸市立でそういった学校に行けるというような選択肢があれば、ま
た吹きこぼれでありますとか、いろんな生徒の受皿にもなると思いますので、ぜひこれは御検討い
ただきたいというふうに思います。
内申の在り方についてお伺いいたします。
欠席日数をなくしたり、教員からの評価ではなく自己表現をしてもらうという事例もございまし
た。これは自己表現という部分に関してはなくなったようなんですけれども、広島では内申が非常
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に簡素化されたというふうなことがあり、担任からの評価や欠席日数の削除を行ったという事例が
ございます。
神戸市も県と連携していくということになるとは思うんですけれども、今後どのようなお考えで
あるのか、ちょっとお聞きしたいと思います。
○西川教育委員会事務局部長 一般的に内申書と言われる調査書でございますけれども、高校受験の
際に合否判定に使われるもので、その要領は、議員おっしゃるとおり兵庫県の県立・市立高校の場
合は、兵庫県公立高等学校入学者選抜要綱で定められているところでございます。
調査書には各教科の学習の記録として記録される教科ごとの5段階評定とともに、出欠の記録や
特別活動の記録等が記載される形になっております。
様式が統一されているということで、兵庫県から降りてくる申出を受けまして、神戸市もそれに
倣って記入していく形になると思いますので、方向性としては簡素化されていくという方向ではあ
ると思うんですけれども、詳しくは選抜要綱のほうで、こう記載しなさいということで、それに従
っていく形になろうと思います。
○委員(さとうまちこ) 今までもそうなんですけれども、生徒が内申について非常に気にしたりと
か、進学のときにどうなるからこういうふうにしようということではなくて、やはり個々を伸ばせ
るような環境を神戸市が整えていただきたいですし、他府県でできることであれば、しっかりとそ
のように検討・連携していくべきかなと思いますので、よろしくお願いいたします。
そして、KOBE◆KATSUについてです。
今、いろいろなことが議論はされているんですけれども、もともとたくさん児童が偏って何十人
もいる場合なんかは活躍できなかったというようなことも聞いておりました。
また、自分の行きたい部活がなくて、泣く泣く別に行きたくもないような部活に入る。あとは内
申があるから取りあえずどっかの部活に、あまり活動のないような部活に入るというマイナスな部
分も非常に大きかったと思います。
なので、私は今回のKOBE◆KATSU、非常によいチャンスだというふうに受け止めていま
す。
その中で、今、民間からKOBE◆KATSUの候補として手を挙げていただいてというふうに
進んでいるんですが、以前からお伝えしているように、地域の方々に入っていただく。またそれを
生徒が能動的に運用というか、活用していくというようなことを同時にやっていけば、保護者の方
々の不安なども子供たちももっといろんなことができるのかなというふうなプラスなイメージも芽
生えてくるのかなというふうに思うんですが、そのあたりはどうなっているんでしょうか。
○下條教育委員会事務局部長 コベカツクラブの関係でございますけれども、今回の一次募集と二次
募集を終えて、約1,000のコベカツクラブを登録をさせていただいておりまして、議員御指摘のよう
に、地域の方々がいろいろな創意工夫をいただきながら、生徒と一緒に地域活動をしていくような
活動も多く出してきていただいておりますし、保護者の皆様が子供たちの活動を思って立ち上げて
いただいたような事例も多く出てきております。
こういった活動の内容につきましては、今、コベカツクラブのホームページなりで公表してござ
いますので、こういった形が他の地域でも広がりながら子供たちが地域と一緒に活動できるような
ものができればいいなと思っておりますので、こういったところの広報についてもしっかりやって
いきたいなというふうに思ってございます。
以上です。
○委員(さとうまちこ) よろしくお願いいたします。そうやって、こういうこともあるし、地域と
もこういうことがあるので、もうたくさんな活動、どれでもやってねというような手を広げている
ような姿勢でいくと、そんなに今御不安もお聞きしますけれども、活動が広がるきっかけとしかな
らないと私は思っているので、ぜひそのあたりもしっかり進めて周知いただきたいというふうに思
います。
以前からお伝えしております法学授業についてです。
いじめはなかなかなくならないとは思うんですけれども、自分がやっていることは立派な犯罪な
んだという自覚はしっかりしていただきたいというふうに思います。文科省からも犯罪行為等につ
いてというページもありますから、取りあえずそれを教室に張り出すとか、積極的にいじめ撲滅へ
進んでいただきたいというふうに思うんですけれども、法学授業の進捗はどういうふうになってい
るのか教えていただきたいと思います。
○西川教育委員会事務局部長 前回の常任委員会でもお答えさせていただいたと記憶しておるんです
けれども、弁護士による出前授業でありますとか、短編動画の作成に加えて、今委員おっしゃいま
したいじめ未然防止学習を行うなど、発達段階に応じた法的観点を含めた指導を順次行っていくよ
うなそんな取組を行っております。
今後ももちろん法や決まりの意義でありますとか、法を守ることの大切さ、それからいじめに対
する理解でありますとか、自らの適切な行動につきましては、発達段階や状況に応じて適切な学び
の機会づくりとして授業の中に取り入れたりしながら、順次進めて努めていきたいと考えておりま
す。
○委員(さとうまちこ) 以前からお伝えしておりますが、小学校2年からでも暴行の事案というの
があるんですが、そのあたりも対応していっているということですか。
○西川教育委員会事務局部長 発達段階に応じて小学校の低学年から中学生まで、あるいは高校生ま
でいうことで、それぞれの段階でそのプログラムを実施しております。
○委員(さとうまちこ) また詳しく教えていただけたらと思います。
いじめられた経験のある子供というのはそうでない子供に比べて鬱病を発症するリスク、非常に
高いというふうにも言われておりますので、本当にしっかりと根絶していくような対応、指導のほ
うをお願いいたします。
これ、ちょっと最近気になってたことなんですが、最近の若い子供たちが1か月弱という言葉に、1か月プラス数日みたいな意識を持っているようなんです。私たちは当たり前のように1か月弱と言ったら1か月に満たない29日、28日、27日というような認識があったと思うんですけれども、それを教えてもらったかっていうのはちょっとそこまでの記憶はないんですが、ここについて指導とかされていましたでしょうか。
今の子供たちが1か月弱を1か月とプラス何日と思うことについては、私、社会に出たときとかにも勘違いがお互いで生じると思うんですけれども、そのあたり、ちょっと何か認識ありましたら教えてください。
○田尾教育次長 10時10分前が一体10時の前なのか後なのかというようなことを私も新聞報道で拝見をいたしました。
そのこと自体が国語の指導事項にあるかどうかというのはちょっと私、今ここではっきりと申し上げられませんけれども、私の記憶でありますと、国語のあの教科書のコラム欄などにそういったものがあったなというふうに記憶をして、学校で教えてもらった記憶が確かにあります。
今そういったものが指導要領上どういう扱いになっているのかとか、それから教科書にどのような記載がされているのかというのをまたちょっと確認をさせていただきたいと思いますけれども、そういうものが仮になかったとしても、子供たちがそういう勘違いをしているということは日常生活上、極めて様々な問題が生じることになりますので、そういったことについては、しっかりと正しい理解が深まりますように、学校のほうとしても何らかの機会でしっかりと返していきたいとい
うふうに考えております。
○委員(さとうまちこ) ありがとうございます。よろしくお願いいたします。
(こども家庭局)
○委員長(徳山敏子) 次に、第60号議案について御質疑はございませんか。
○委員(さとうまちこ) こべっこランドの駐車場が混雑しているために駐車場使用料の上限を見直すということですけれども、近隣の施設が充実していれば、そもそもこべっこランドまで車を使っていかなくても済むのではないかというふうに思います。
おやこふらっとひろばについては、原則1区1か所となっておりますが、区の人口や面積を考慮すると、北区・西区・垂水区の区境などに新たに設置してはどうか、お伺いいたします。
○丸山こども家庭局副局長 こべっこランドですけれども、0歳から18歳歳未満の全ての子供を対象に、市内唯一の大型児童センターとして令和5年2月に移転オープンをして以来、多くの方々に御利用いただいているところでございます。
ただ、やはり遠方ということがありまして、市内に1か所の施設ですので、こべっこランドと同様に大型の遊具が設置されて、天候に関係なく、室内でも安全に思い切り遊ぶことができるこべっこあそびひろばを市内3か所、岡場、六甲アイランド、西神中央に3か所設置して無料で、特に未就学の児童を持つ保護者が気軽に御利用いただいているところでございます。
また、地域に根差した子育て支援拠点としましては、市内の中学校区に1か所おおむねあります120か所の児童館を設置してございます。こちらは、全国で2番目に多い数でもあり、0歳から18歳未満の全ての子供を対象に、地域における遊び及び生活の援助と子育て支援に取り組んでございま
す。
これに加えまして、乳幼児健診や育児相談などで各区役所を訪れた際に、気軽にふらっと立ち寄っていただく子育て相談や情報提供を受けられる場所としておやこふらっとひろばを各区役所のほうに設置してございます。
情報提供の際には、先ほど申し上げたようなこべっこランドやあそびひろば、児童館等、地域の身近な場所での親子で集える場所を御紹介したり、またこのほかにも保育士養成校の指定校をはじめとした市内の大学等で乳幼児が自由に遊べるスペースを設けておりまして、子育て中の親子の交流促進ですとか、子育て等に関する相談、援助等も行っていますほか、民生委員さん等が積極的に子育てサークルを立ち上げて地域に根差した活動を行っているということもありますので、こうい
った情報もふらっとひろばのほうで情報提供させていただいております。
このように、本市においては、子育て支援拠点が充実しているため、おやこふらっとひろばの新たな設置は考えてございません。
○委員(さとうまちこ) 子育て中ということであれば、やはり幾らかでも何でも安くなったり、無料になったりするのは非常にありがたいことですし、遠いところ、こべっこランド行こうと思ったら、やっぱり車で行くということというのは十分考えられるんですね。
1人のお子さんであっても、だっこしたりとかおんぶしたりとか、あとは電車の中であるとか公共交通機関の中であっても遠慮してしまうところもありますし、あと2人となるとやっぱり連れて歩くのはどうしても車のほうが便利ということもあります。
おやこふらっとひろばなんですけれども、垂水区は駐車場有料のままなんですね。ほかの区といろんな条件が違うということはあるんですけれども、せめて最初の30分とか、あと1時間はちょっと無料にできますよのようなサービスも開始していただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。
○丸山こども家庭局副局長 おやこふらっとひろばは、基本的に区役所内に設置しておりますが、垂水区の場合は、児童館と一体的に整備・運用していることもありまして、現在、駐車サービスは実施しておりませんが、他区と同様に駐車サービスを実施すべきというような御指摘かと思いますけれども、垂水区の場合、JR垂水駅のそばにあるということで、公共交通機関でのアクセスしやすい施設となっていますことから、たくさんの親子さんが区外からも利用していただいているような
状況でございます。
一方、垂水駅周辺が、駐車場の利用状況ですとか交通量の関係で、駐車サービスの導入につきましては、立地ですとか、周辺の駐車場・道路等への影響なども総合的に勘案しまして検討する必要があると考えております。
○委員(さとうまちこ) そういった御説明もよく理解はしているんですけれども、やはりここは最初の30分、1時間ということは検討を続けていただきたいと思います。
○委員(さとうまちこ) 子育てしやすいまち神戸をアピールするために、三宮第2期整備計画で予定している再開発ビルの中に、流山市のように保育として預けることができる送迎ステーションや、モザイクにあるdakko roomのような一時預かりを行う託児施設を入れてはどうかと考えますが、御見解をお伺いいたします。
○若杉こども家庭局副局長 まず、保育施設の整備の必要性というところでございますけれども、まず利用定員が利用の見込みを上回っているという現状でございます。三宮再整備のエリアでの御提案でございますけれども、そういった状況でございますので、保育の送迎ステーションの新たな整備、施設整備というのは、今の段階では計画していないというところでございます。
もちろん局所的にニーズが高まるというようなことがございましたら、その状況に応じて見直しをしていくというところでございます。
また、一時預かりの御提案につきましても、この点につきましても、事業者で実施の有無を判断するというところで、今そういった事業者からのお声はいただいておらないんですけれども、委員御指摘の三宮再整備、これから第2期のことになろうかと思います。もう少し先の話でございます。先般の外郭団体に関する特別委員会でも都市局のほうが、これから利便性であったり、そのビルの機能を、相乗効果を踏まえながら検討していきたいというような御答弁があったというふうに承
知しております。我々としても、都市局と今後に向けて必要な意見交換なりはしていくことなのかなというふうに考えております。
○委員(さとうまちこ) 子育てしやすいまちということですので、かゆいところに手が届くような施策というのは進めていただきたいですし、こういうところにこそ子育て目線というのが必要なのかなというふうに思います。
子供を預けていただいてちょっとゆっくりお茶したりですとか、少し一人の時間を楽しめるような時間というのを神戸では取れますよというような姿勢が本当に欲しいなと。流山市はそういうことをしっかりできているなというふうに思いました。
また、再整備の中で本当に子育て視線というのが足りないのは第1期もそうですけれども、今ちょっと図書館の8階か9階かのちょうど対面に、まだ使用用途が決まっていないような神戸の持分の床がありますので、そのあたりも本当は子育てに何か寄与するような使い方をしてほしいんですけれども、いかんせん、水回りのほうの設計とかが今からできないというようなこともありますので、第2期にはしっかりそういった視点を入れていただきたいし、市が率先して行っていただきた
いと思いますので、よろしくお願いいたします。
今回、新聞に、また別ですけれども、虐待相談の通告が最多の3,164件ということを見ました。相談の後の対応はスムーズにされているのか、また課題などあれば教えていただきたいと思います。
○渋谷こども家庭局こども家庭センター所長 我々こども家庭センターのほうで虐待通告を受けた場合は、まずは虐待通告内容の分析、そのほか、あと関係機関からの情報収集を行いまして、虐待自体がどのような背景から起こったのかというところを探りながら、実際の家庭へのアプローチというのをしていきます。
アプローチをしていく際には、やはり虐待の発生要因は様々ありますので、例えば経済的な要因があるのであれば、区役所の生活支援課であったりとか、何か障害でお困りのことがあれば障害サ
ービスの導入が必要ないかとかというあたりのことを対象の世帯に対して案内、虐待再発防止に関する指導とともに、そういうようなところの案内しながら再発防止というところもつなげていっているところであります。
ただ、やはり世帯の中にはそのような各種サービスの案内を行ったとしてもなかなかサービスにつながりにくい世帯というのもありますので、そういうような世帯につきましては、関係機関と情報共有をしながら、しっかりその世帯を見守れる体制というのをつくって行っていっており、今後もそのような作業を行う中で虐待の再発防止というところにつなげていきたいなというふうに考えております。
○委員(さとうまちこ) 人員のほうとかもしっかり足りているんでしょうか、充足されておりますでしょうか。
○渋谷こども家庭局こども家庭センター所長 こども家庭センターのほうで、児童福祉司、児童心理司の配置基準というのが国のほうで標準というのが定められております。令和7年度でいきますと、児童福祉司の配置標準につきましては87名であるところを、我々神戸市こども家庭センターのほうでは89名の配置がされておりまして、児童心理司のほうにつきましては、配置標準が43名のところ、同数43名が配置されておりまして、人数的には充足されておるというふうに考えております。
○委員(さとうまちこ) また、仕事の内容というのが非常に厳しい環境もあるというふうに聞いております。例えば児相の相談窓口は非常に厳しいということで、慣れない新人の方が精神的につらくなることもあるというふうに聞いています。
そこで、児相の相談窓口に関して、例えば最初に子供の発達については1番とか、よくある例えば養護についての相談は2番などと仕分をした後で担当者につないだりはしているんでしょうか。
また、この電話は対応向上のため録音させていただいていますなどの対応などは考えられますでしょうか。
○渋谷こども家庭局こども家庭センター所長 電話、最初にかけてきていただくときに、一定最初の窓口で整理するというところは確かに業務負担の軽減につながる面はあるかとは思うんですけれども、市民の方が児童相談所、我々こども家庭センターのほうに電話をかけてこられる状態というのは、なかなか御自身でも相談したい内容が整理がつかずに相談されてこられる場合も多いですし、要因につきましても様々な要因が複雑に重なり合って起こっているということもありますので、最初の電話で番号で分けて整理するというところはなかなか難しいのかなというふうに考えております。
あと、2点目の御指摘の録音に関しましては、今現在録音ということはしておらないんですけれども、やはりかかってきた電話を全て録音するとなると、相談してこられる方の心理的なハードルが上がるという可能性もありますので、現段階ではちょっとそこまでは考えていないというようなところであります。
○委員(さとうまちこ) 例えば最初の相談というのは、やっぱりスピーディーに対応されたほうがいいかと思うんですけれども、2度目とか3度目というふうになることに関してはちょっと電話番号を御案内、別の番号を案内したりとか、そこでこういったことをできるのかなというふうに思うんですけど、そのあたりは検討はできないでしょうか。
○渋谷こども家庭局こども家庭センター所長 担当者がついたときに、その担当者宛てに直接かけるとかということは検討する余地があるのかなとは思うんですけれども、中には虐待のケースなどで、我々基本的には親権者と対応するんですけれども、親権者以外の方が担当者目がけて電話をしてくるというようなこともありまして、その辺なども考えますと、やはりある程度一旦は電話の受付というものが受けた上で対応方法をちょっと検討するといった流れも一定必要になってくるのでは
ないのかなというふうには考えております。
○委員(さとうまちこ) 身近なところ、窓口で担当されている方が突然どなられたりとか、非常に厳しい言葉を受けたりして、鬱になってちょっと休職したというようなことも聞いております。現場の方にしっかり頑張っていただきたいのと、やはり現場の方々も守るということは大事だと思いますので、そのあたり何か今言ったようなことですとか、何かほかの検討というのをされたほうがいいのかなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。

