神戸ウォーターフロント開発機構解散のニュースがありました。
※神戸ウォーターフロント開発機構:社員数6名の小規模な会社
受託事業の大半を他の民間事業者に再委託していたことを包括外部監査に指摘された。と、本日2026/6/23神戸新聞に掲載がありました。
ウォーターフロントについての質疑を載せておきます。
令和7年外郭団体に関する特別委員会(港湾局関係団体の審査) 2025-12-19
理事(さとうまちこ) 神戸ウォーターフロント開発機構はこれまで、ウオーターフロントにおけるにぎわい創出に一定の役割を果たしてきたと認識しております。 一方で、次の段階としては、エリアとしての収益性の向上、平日の施設稼働率の向上が問われていると考えます。 神戸ウォーターフロント開発機構としても、これらの観点について評価可能な成果指標、いわゆるKPIを設定し、取組を見える化していく必要があると考えますがいかがでしょうか。
◯藤原株式会社神戸ウォーターフロント開発機構常務取締役 会社としてのKPIの設定についての御指摘でございます。 私どもの会社では、事業戦略というものを策定してございます。令和6年度よりKPIというものを設定してございます。 その概要といたしましては、私どもの会社のステークホルダーとして、何よりもこのウオーターフロントエリアにお越しになられる来街者の皆様、それから共にまちづくりを手がけていくエリア内の事業者の皆様、そして出資者である株主としての神戸市、さらには対内的な話になりますけれども会社の社員と、この4つのステークホルダーを設定いたしまして、それぞれアンケート調査に基づく満足度をであるとか、あるいは自主事業による収益であるとか、そういったものを数値目標として設定いたしまして、その達成状況を確認して、次年度の目標設定に反映していくと、そういった形を取ってございます。 今、具体的に御指摘をいただきましたエリアとしての収益性の向上であるとか、あるいは平日における集客施設の施設稼働率の向上、これもうまさにこれからのウオーターフロントエリアが注力していくべき課題として私も全く同じ問題意識を持っているところでございます。当然、これは弊社の事業内容にも密接に関連する内容ではございます。 一方で、エリア内の企業、施設の皆様と共に目標設定していく、エリア全体での話なのかなというところもございまして、このあたりは定例的にエリアマネジメントのプロジェクトチームの会議であるとか、あるいは経営者層の皆様との会議も何回か設定させていただいておりますので、このエリアマネジメントとしてのKPIの設定という検討の選択肢もあるのかなというふうに考えてございます。 いずれにいたしましても、弊社の取組をきちんと見える化していくということは重要であると考えております。社内、ないしはエリマネの取組の中で検討をさせていただければと考えてございます。
理事(さとうまちこ) ありがとうございます。やっぱり公的資金や公的資産を扱う株式会社神戸ウォーターフロント開発機構ですから、KPIがなければ成果の判断が非常に難しく、成果が芳しくなくても一定の効果があったとか、にぎわい創出できたとか、回遊性向上したというような抽象的な表現にとどまりがちかなというふうにも思いますので、ぜひ成果の見える化への取組を推進していただきたいというふうに思います。 次に、市民生活との接続についてです。 ウオーターフロントは本来、市民の日常や子育て、教育、働く場とも結びつく可能性を持つエリアであるはずですけれども、現状では市民の場所というよりも観光客の場所に偏っているのかなというような印象もございます。 この点について、どのような課題認識を持って、今後のエリアマネジメントをどのように行っていくのか、お伺いいたします。
藤原株式会社神戸ウォーターフロント開発機構常務取締役 市民の場所という重要性についての御指摘と考えてございます。 私どもの様々な取組におきましては、多くの観光客にこのウオーターフロントエリアを訪れていただくということももちろん重要でございますが、当然ですけれども、市民の皆様に楽しんでいただく、安らいでいただく、そういったまちづくりというのは絶対不可欠であると考えてございます。 再三申し上げておりますが、エリアの企業、施設の皆様とのエリアマネジメントの取組におきましては、例えばエリアの清掃活動、大きなイベントの前後に合わせて清掃活動を実施したりとか、あるいは先日から始まりましたが長期間のイルミネーションイベントをお楽しみいただけるようにというような形で、まさに市民の皆様に快適な時間を過ごしていただくための取組ということに注力をしております。 エリア内の施設で一例を申し上げますと、ジーライオンアリーナ神戸の運営事業者様におかれましては、今年の夏、非常に暑い日々が続きましたけれども、お盆期間中に夏休み中の子供さんに快適に遊んでいただけるようにということで、無料開放デーというのも設定されて、またこういった取組をエリマネに参加されている地元の企業、施設の皆さんにも横展開して、PR等にも尽力をさせていただいたところでございます。 また、弊社としましてもエリアの価値向上を目指す都市再生推進法人という使命がございますので、自主事業の収益の一部をジャズだとか、まち歩きイベントといった文化芸術的なイベントへの協賛に充てたりとか、あるいはエリア内の植栽の維持管理、それから必要な重機の整備とか、こういったところでまちの美観維持、環境改善に収益の一部を還元していくという形で、市民の皆様に愛着を持っていただけるような取組を行っているところでございます。 引き続き御指摘いただいた市民の場所という点は強く認識しながら、エリマネの取組を進めていきたいと考えてございます。
理事(さとうまちこ) いろんなイベントありますけれども、特に市内の学生とか、子育て中の家庭に呼びかけるようなことも強くしていただいてもいいのかなと思いますので、今後とも神戸市民のための施策を推進していただきたいというふうに思います。 次に、業務発注に関してなんですけれども、複数業者からの見積り取得など、特定事業者に偏らない手続の担保、機構の発注に対して市職員が関与しないルールと確認体制、会計処理にとどまらず契約手続に至る監査が必要と考えます。 包括外部監査の指摘事項を踏まえ、機構としてこれまで以上に契約手続に透明性・公平性を確保し、市民へ示す必要があると考えます。
例えば、ウォーターフロントのホームページを拝見しましてもきれいなおしゃれなページではあるんですけれども、こういったことがあったら、こういうふうに対処しましたとか、これについてはこういうことなんですよというような、何か事業概要のところにでも一言あれば、やはり誠実性っていうのを感じると思うんですね。 そのように市民に示す必要があると思うんですがいかがでしょうか。
藤原株式会社神戸ウォーターフロント開発機構常務取締役 市民への開示というところでございます。 社内での見直しにつきましては、先ほど御答弁させていただいたとおり、規定の整備であるとか追加であるとか、あるいは会計処理に関する外部の顧問税理士によるチェック、あるいは契約手続に際しても外部の弁護士に適宜確認をしているというところでございます。 こういった取組について、例えばホームページでという御指摘でございました。1つの選択肢かなというふうには考えてございます。 弊社の計算書類とかを掲載している神戸ウォーターフロントの公式ウェブサイトにつきましては、弊社の情報ももちろん開示はしてるんですけれども、どちらかというと神戸ウォーターフロント全体の施設、イベント、様々な情報の御紹介というサイトでございますので、このサイトを通じて公開するかどうかということは、ちょっと一旦検討させていただきたいと考えてございます。 ただ、今回こういった形で新聞記事にも掲載をされて、私どもも記事掲載後、様々な関係者の皆様に事情を御説明するとともに、きちんと見直しは行っていると、今後もこのようなことがないようにという形で御説明は尽くしているところでございますので、広くそういった御理解が得られるような取組というのを今後も検討していきたいと考えてございます。
理事(さとうまちこ) 市民との信頼関係も失われてしまいますので、ぜひそのような対処をお願いいたします。
また、役員や職員が契約に関与することがないよう、例えば、役員の企業などが業務発注されると公平な審査かどうかにもかかわらず疑念を持たれかねません。そのあたりもしっかりと線引きし、今後しっかりと疑われるようなことのないようお願いいたします。
過去、役員企業の業務発注のようなものを見つけたので最後にお伝えしました。以上でした。

