水道サービス公社について
令和7年外郭団体に関する特別委員会 2025-10-28
- ◯理事(さとうまちこ) 人材の話が出ているところではありますけれども、公社でも技術職員の確保が課題であると聞いております。そもそもどんな仕事をしていて、どんな社会的意義があるか知らない方も多くいらっしゃるのではないかと考えます。
例えば、日本にはひきこもりの方もたくさんおりますし、神戸も2万人ほどとなっております。その中には技術職にやりがいを見いだせる人がいるかもしれません。また、中高生でも職業体験など実施をされておりますが、自分が体験した仕事以上の幅は広がりにくく、水道事業、ほかの技術職もそうなんですけれども、それについて知らないまま自分のキャリアを考える子もいるかもしれないと思います。
そこで公社においても、未経験者やこれから仕事を考える人でも分かりやすい形で仕事の魅力が伝わるような動画などの資料を作成し、幅広くアクセスできるようにすべきと考えますが、いかがでしょうか。 - ◯杉山水道サービス公社常務理事 技術職員の確保のところ、こちらについては事業の存続の観点からも重要な課題だと考えております。
まず公社の魅力としてですが、まず1つが行政の補完・代替機能を果たす神戸市の外郭団体として公共的・公益的な事業運営・サービスを提供して、行政と民間との間を埋める重要な役割を担っているということ、2つ目には、事業概要で説明しましたように水道施設の維持管理業務などから、技術的業務ですとか、配水管取替工事、水管橋塗装工事など工事業務、工業用水に関する業務ですとか、他都市支援業務など、多岐にわたっているということ、3つ目に若手職員に対しては、現場での経験を積みながら個々の職員の習熟度や実施体制に応じた業務割当てが行われるなど、柔軟な体制がその魅力となっていると思います。
公社の魅力をどのように発信しているかということですけど、一般向けにはパンフレットを作成しまして、先ほど言いましたような業務、これの内容に携わることを紹介するとともに、職員が私たちが働いていますという公社のやりがいを発信しております。
また、ホームページにおいてもトップページでは若手職員のリアルな声として水道事業に携わる仕事のやりがいですとか、面白さについて公社の魅力、これを動画で発信しております。
一方で、職業そのものの魅力っていうことを伝えるために、令和2年度から希望する高校にインターンシップというものを受け入れています。
今後、どのように考えているかといいますと、職業そのものの魅力に通じているのが今、体験を通じてしてもらうということを考えておりますので、教育委員会に働きかけて、中学生のトライやるウィークでの受入れというもの、こちらについても工事の現場とかを見ることもありますので、子供たちの安全性を考慮した上で検討していきたいと考えております。
また広く、公社の魅力、これを伝えるために、若手職員の働いている、活動している姿ですとか、業務の魅力が伝わるように、働く若手職員の仕事ぶりを紹介するページを今年度中に立ち上げるべく計画しております。
これらの魅力を発信していくことで、今後の職員採用にもさらにつなげていきたいと考えております。 - ◯理事(さとうまちこ) ありがとうございます。トライやる、本当にいい案だと思います。
また、皆さんで引き籠っている方々に関しても、その前もちょっとアクセスすることが大事かなと思ってまして、やはり神戸市で広く動画をまとめて発信していただいて、それを福祉とか教育委員会と連携しながら、こういうことをやっていますよっていうのを発信していただきたいというふうに思います。
先日、淡路でパソナグループでは水不足を理由に新しいホテルの建設が延期・中断されている記事を見ました。
公社が淡路に対して水を供給すること自体はできないかもしれませんが、困っている淡路の水道企業団にできることはないでしょうか。
公社では、水道に関わる様々な事業をしておりますので、ニュースなど様々な機会を捉え、困っている自治体に営業をかけていく方向で進むべきだと思いますが、現状はどのように働いておりますでしょうか。 - ◯杉山水道サービス公社常務理事 淡路の概要でございます。
淡路島、歴史的なことを言いますと水不足に苦労しておりまして約1万か所のため池があるような形になりますので、淡路にとっては水の確保と、淡路島の継続的な発展に対して不可欠な資源という形になります。ですので、淡路島への安定的な水供給というのは公社としても積極的に支援していきたいと考えております。
先ほど言われました新聞報道、こちらを受けまして、公社としても何か支援できることがないかという形で9月16日に理事長以下4名で淡路広域水道企業団のほうを訪問して、こちらの場で支援の可能性を探る重要な機会となっております。
企業団のほうから本土導水、神戸市から送る水の送水が不可欠であることですとか、送水管に事故が起こったりすると、もう淡路はたちまち困ってしまうので、そこが重大なリスクを抱えているんですという形で改めて再認識させていただきました。
公社としましては、現在受けている点検事業を確実に実施することでしたり、ということを総じてやっていきたいと思ってます。
まだ、播磨町などでやってます技術者に関する協定、こちらに対して設計や監督といった分野での支援が可能であることっていうのを企業団に伝えております。
これらの取組が、例えば、水道新聞などで特集されております。これによって、県内の事業体から高い評価を受けておりまして、他の事業体からも直接問合せがあるような形になっています。
県内の水道事業体ともこういう連携を深めていって、我々地域の水インフラの安定運営と繁栄に貢献することで支援を拡大していきたいと考えております。 - ◯理事(さとうまちこ) 本当に力強い、心強い御答弁いただいたと思います。
自主・自立のためにも他都市などへの営業も引き続きお願いいたします。ありがとうございました。

