2025/9/18教員の研修の削減について
神戸市の教員向け研修は初任者研修などの法定研修のほか、多くの研修が実施されているが、改めて必要な研修なのかを棚卸しする必要があると考えている。形骸化している研修の廃止はもちろんのこと、実施方法の見直しや実施回数など、真に必要な研修内容なのかを分析し、取捨選択するべきだと考えるが、見解を伺いたい。
田尾教育次長 委員御指摘のとおり、教員研修の見直しというのは、不断の努力が必要だというふうに認識をしております。
本市の教職員研修所が行う研修につきましては、受講者が必ず振り返りと評価を書くこととしておりまして、その内容につきましては、今後の研修の存続―― 廃止も含めてですね―― や内容や実施方法などに反映させるなど、見直しに活用しております。
また、事務局各課にも研修担当者というものがおりまして、その担当者が年に5回、定期的に集まって研修の成果が学校でどのように生かされているのかというようなことを協議をしております。その中で、研修の有効性ということも振り返り、次年度に生かすようにしておりますし、また学校現場に対しても受講者のニーズというものをきっちり把握するように、今年度も特にそういったアンケートも実施しておりますので、委員がおっしゃるとおり、研修の内容、それから回数、そういったことについては今後もしっかりと見詰め直しをしてまいりたいと思います。
さとう 研修一覧を拝見しましたが、2、3割は削減できるのかなと思います。学校教育を受けてきた教員が、また研修を受ける。研修を受けなくても、自分たちの受けてきた教育があれば、生徒と伴走しながら学びを楽しいと感じさせ、同じ目線で成長できることができる。そういった教育を目指していただきたい。