家庭庁との意見交換について④早期性教育について
低年齢児の早期性教育について(こども家庭庁、文部科学省)
さとう:ユネスコの「国際セクシュアリティ教育ガイダンス」によると、世界の標準的な性教育は「5歳から」とあるが、3~5歳でも性犯罪に巻き込まれるリスクがあり、特に家庭内での性被害が多い事から、子ども自身が自分を守るためにも早期性教育が必要である。早期性教育についてお伺いしたい。
文部科学省初等中等教育局幼児教育課子育て支援指導官 上遠野奈保子:性加害3歳児の啓発ということだが、国際的にも5歳児から発達段階をみて5歳児からとなっている。一方、3歳児検診でやることについては理解度や、検診に時間がかかり時間がないという資源的な問題がある。一方で、低年齢の性加害はあるのでどうしていくのか。母子保険等福祉、サポートプランを作っている。両親ともにサポートしていく。性教育は具体的な中身、日本社会だと何を教えるのかとなる。おそらく、大人との信頼関係、家族との関係が大切になってくる。