こども家庭庁②赤ちゃんポスト、児童虐待について

【赤ちゃんポストについて】

◾️さとう:赤ちゃんポストについて熊本では現在まで179名の命が助かった。出自、道徳的な問題もあるが、こどもには罪がない。新生児を守っていくことが大事。中絶も多い。全国的にポストがあれば1万人のこどもが助けられたのではないか。親と子どもを守っていくためにも必要ではないか。

◾️支援局家庭福祉課:自宅で危険な状態の出産を前提となるので、推奨はしていない。妊産婦をどのように支援していくのかが課題。

それでは中々解決に辿り着けないと考えます。課題と言っていては現実に追いつけません。

望まぬ妊娠となり、誰にも相談できずに自宅での出産となるわけですから、抜根的な解決策はもちろんのこと、そうなってしまった状態でも救いの手は必須です。

神戸市には<いのちのドア>https://door.or.jpがあります。ラインでも相談を受けています。

悩んだ時には是非、思い込む前にご相談ください。もちろん私にでも。お待ちしております。

【児童虐待について】

◾️さとう:早期に保護すると助かった命 強制的な保護について ケース一つ一つの判断が難しい。発達障害などの保護者への経済的な介入もしていただきたい。国が示すと市町村もやりやすい。事例でも、親がこどもを離したくないということで保護が遅れ、最悪の事態となった。強制的な保護が有効なのではないかと思う。

◾️こども家庭庁支援局虐待防止対策課:保護者の同意が得られなくとも一時保護ができる。虐待相談ダイヤル189、LINEで相談ラインも今取り組んでいる。心情に寄り添った対応をして行くことや、大臣がSNSを活用して行く。周知広報、死亡事例などから学べることもある。どこが分水嶺だったのか、遡って見て行く。20年間のまとめ「こども虐待による死亡事例等の検証結果等について(第20次報告)」https://www.cfa.go.jp/councils/shingikai/gyakutai_boushi/hogojirei/20-houkoku

ができ、死亡に至った判断も図式化して示された。ポイントにまとめて配信をし、見ていただけるようにした。母子福祉だけではなく、市町村の中にある支援、生活保護など部所管の連携も連携をしていく。連携がうまくできている自治体の紹介をしていく。

神戸市西区の事案を受け、警察との連携の強化などされましたが、援助が必要なご家庭には日頃から連携を途絶えることなく、いざという時には躊躇せず強制的な一時保護が重要です。

また、児相には、心無いお電話もあるようですので、職員の方々の心も折れないよう対策が必要です。昨日の委員会では案内を細分化し、録音するなどの提案をさせていただきました。