給食について。
令和元年外郭団体に関する特別委員会 本文 2019-09-05
さとう: 1つお伺いしたいんですけれども,皆さん,給食に対してどれくらいの重きを置いて考えていらっしゃるのか,お聞きしたい。もう20年ぐらい前から給食については市のほうに何回もお願いしておりまして,提案もさせていただいておりました。働いていたので,こういう手はないか,デリバリーがないかということ,かなり前から提案させていただいております。
給食というのは,やはり誰も生徒が全員引け目を感じなく楽しく御飯が食べれる場所,そういった機会だと思うんです。どんなに小食の女の子でも,部活があってたくさん食べたい男子でも同じような量というのを出来ないからとか、そんな事をいつまでも続けているようでは,なかなか積極的に給食や食育を推進しているという立場にはどうしても見えないんです。どういった目標を立てておられるかというのをお聞きしたい。
前もそうでしたけれども,異物があって有識者会議が開かれました,そして1年ほどかけて出た結果がそんな1年かけることやったかなというようなことを思いました。今後,喫食率を高めるために,しかもおいしい御飯にしていくためにどれくらいの目標と心意気があるのかお聞かせいただきたいなと思います。
後藤教育委員会事務局教育次長: 給食という以前に食そのものが,これはもう申すまでもなく,生命活動を維持していくために不可欠でございます。人間の体というのは,実際に取り入れてきた食物によって構成されているということでございます。そういったことから,給食につきましても,学校教育法という法律で厳しく規定をされているということでございますし,私ども,全体の学校教育の施策体系の中でも最重要の施策のうちの一項目であるというふうに認識をいたしております。
さとう: ありがとうございます。
でしたら,御飯の量ぐらいは経費もかからず簡単に解決していけることだと思うんですよ。それでちょっと残すんがあれやしということで申し込まないとか足らないということの原因が簡単に消していける。そういった一つ一つを大切に考えていただいて,先ほどの外国産のことなんかも皆さんが危惧されていることで,強制──頼んだ人はそれを食べないといけないという部分で,そこをやっぱり危惧されて申し込まれないという方もいらっしゃると思うんです。そのあたりに関して外国産のものに関して取り入れないということをもし言っていただけるんでしたら,危険なもの,それはもういつぐらいに達成しようということになるんですかね。それはもう仕方ないから外国産のものを取り入れつつやっていきますというお答えになるんでしょうか。
荒牧教育委員会事務局学校支援部長: 食材の調達に関しましては,基本は市内産,県内産,国内産を優先させて調達したいと考えておりますが,献立の内容,季節,場合によっては冷凍の外国の野菜を使用せざるを得ない場合もございますので,そういった場合に限って外国産の野菜を使用することは今後もあり得るというふうに考えております。
さとう: 国産のものも、もちろん農薬を使っていないわけではありませんし,確実に安全と言い切れないところもあるかもしれません。ですが,調達という意味で,備蓄する倉庫がないですとか,そういった問題とかはないんでしょうか。備蓄する倉庫,例えば食材が足りひんからということでどうしても中央に買いに行かなあかんということを避けるために食材の備蓄,倉庫を持つという考えはおありでしょうか。
荒牧教育委員会事務局学校支援部長: 食材の調達に関しましては,中央卸売市場本場等市場から安定的に供給を受けておりますので,備蓄する倉庫が必要というふうには今考えておりません。
さとう: 皆さんがおいしいと感じて安全と思ったら,アレルギーとか,そういったハラルとかといったこともあるかもしれないですけども,喫食率,おのずと100%にも近づいていけるかなと思うんです。積極的な解消を,外郭として給食というふうにできたんですから,天下り先の1つになったと言われないためにも,しっかりと皆さんが食べたくなる,そして何か前後の授業とか友達関係で嫌なことがあったとしても給食おいしかったなと思えるような給食をぜひ目指していただきたい。早急にお願いいたします。