🔸予算特別委員会(企画調整局)2023/2/22

■客観的データに基づく政策立案について

王子公園再整備に伴う大学誘致の経済効果についてはしっかり分析された最新のデータに基づく効果検証を行っていただきたいと繰り返し質疑させていただき一定のデータを示されてはいるが、市民にとってわかりやすく、かつ、十分納得できる内容とは認められなかった。

過去の重要政策において、例えば地下鉄海岸線や農業公園の整備等については、今でも事業の妥当性が議論になることがあり、客観的な分析が甘かった部分もあったのではないかと考える。今後も重要政策として、様々な整備計画などが控えているが、将来世代への新たな負担を強いることがないよう、特に重要な政策決定のプロセスにおいてはオピニオンベースと思われる政策立案ではなく、客観的データ、すなわち、エビデンスに基づく政策立案を行っていただきたい。

さとう:平成9年に子供の数が高齢者人口より増えた事、大学は神戸市には23校で、18歳の人口は6万5000人ほど、その中で大学進学率は56%程度、大学の数は全国的にも飽和状態となっており、関東の方でも大学の入学枠を拡げるということになりましたら、多くの学生が取られるのではないかと危惧しております。

経過におきましても初期に出てきたデータが古かった事や修正で出てきたデータにおいては効果が下がった。肝心の項目も出してくださいとお伝えしたが、いただけなかったということもあった。また公募で出てきた大学は結局1校だったという結果。問い合わせは複数いただいたとお聞きしておりますが、公募に手を挙げるに至らなかった理由というのはお聞きされているのか。

■地域活動の支援について

地域活動に対するコーディネート機能の一環として、自治会や地域団体、NPOなどとボランティア活動に関心のある市民を結び付けるオンラインシステムを構築するとの事だが、構築するだけではなく、いかに利用してもらう方が重要。例えばそのシステムに市民が親しみやすいネーミングをつけたり、スマートフォンで簡単に操作できる仕様にしておくなどの工夫が必要と考える。特にボランティア活動に関心のある市民の大半は、比較的時間に自由があり健康でまだまだ元気な高齢者と想定され、実際地域にはそういう方が多いと感じる。広報誌を使い、高齢者であっても比較的利用者が多いLINEアプリを通じた周知など、高齢者に届きやすいPRを検討すべきでは。

■<あすてっぷコワーキング>の拡充について

さとう:男女共同参画センター内に設置している<あすてっぷコワーキング>については、利用者から無料で利用することができるのがありがたいと言った声もあり評判が良いと聞いている。

一方で、予約が取れなかったという声も聞いており、市内で1ヶ所のみの整備では十分でない。神戸市の女性活躍の推進のためには拠点を増やすべきと思うが。

さとう:就労とは違い、スキルアップや就活の際は短時間気軽にこどもを同じ建物で預けられるということは非常に便利である。視察時には20名ほどの子供が預けられていた。今年も9000人程こどもが生まれ、その9000人のうちの20人の親だけがスキルアップしたい、パソコンを使いたいということはない。こちらではパソコンでの作業やオンライン面接にとどまらず、事業者交流の場ともなっており、横の繋がりも広がっている。予算のことを言われてしまうが、各学校園にはパソコンが40台ずつほどありリース期間もまだある。就労時にタイピングは基本中の基本。できれば就労先の幅も広がる。スキルアップを図りたいがパソコンを持ってない方が非常に多いということもお聞きした。学校内に学童施設があればこどもを預ける箱は用意できる。予算的には保育士はパート等400万ほど。コミュニティマネージャーさん1人ぐらいでそんなに大きな予算はかからないと見ている。西区灘区と遠いところからも来られ、北区はJRから程遠く利用が難しい。是非、早急に検討を。

■政策立案機能の向上について

日本の経済の停滞状態は30年と長く、この度コロナ禍もあり、倒産、閉店などいまだにお聞きする。不安定な世界情勢はこの先どれほど生活に影響があるのか、この先、失われた40年と言われるかもしれない。そんな中、少子化に歯止めをかけるため、また子供の健やかな成長を地域社会全体で後押しするためには、子育てにかかる負担を取り除くという観点がますます重要になってくる。神戸市の子育て支援の取り組みそして予算はまだまだ不十分である。子育て支援政策への抜本的な重点化を図るべきではないか。

などと質疑をさせていただきました。

時間が足らなかったのが反省点です。